コーポレートガバナンスに対する考え方
ハニューフーズグループでは、継続的に企業価値を向上させ、社会からの信頼を高める事が必要であると考えています。
これらの目的を達成するためには、コーポレートガバナンスの強化が最も重要であると考え、事業部制の導入、各社毎に執行責任者(COO)と管理担当役員を選任するガバナンス体制としております。
コーポレートガバナンス体制の概要
ハニューフーズグループでは、事業毎に管理運営が行われ、専門性を十分に発揮できる組織運営が行われています。
各事業本部長はハニューフーズ株式会社の取締役が担い、定例の経営会議やグループ全社会議を通じて相互に事業活動の報告や連携した対応を行います。
また、ハニューフーズグループ各社毎に職務と権限を明確にするために、チーフオフィサー制度を導入し、経営責任者(CEO)と執行責任者(COO)及び管理担当役員を選任する組織体制としております。
監査役会の機能
ハニューフーズ株式会社では、常勤監査役1名と非常勤の社外監査役2名で構成された監査役会を3ヶ月毎に開催しており、監査方針・計画を定め、監査を実施しております。
また、監査役会をサポートするための専属スタッフを配置し、監査役会の機能強化をはかっております。
内部監査室の設置
ハニューフーズ株式会社内に代表取締役直轄の独立した組織である「内部監査室」を設置。ハニューフーズ株式会社を含む国内外グループ全社の監査を行っております。
監査では、組織運営や業務管理全般にわたる法令やルールの順守状況を確認・評価し、監査結果は都度代表取締役をはじめ、役員に対して説明報告がなされております。
ガバナンス評価委員会の設置
2001年に発症が確認されたBSE問題に関連し、弊社の重大なコンプライアンス違反が認定されました。弊社は同事件によって失われた信用を回復すべく、コンプライアンス体制を強化する措置を講じて参りました。その姿勢をさらに明確にすべく、外部有識者によるガバナンス評価委員会を設置しています。同委員会の様々な提言を実施することで、社内の意識向上を図り、二度と同様の過ちを起こさせない体制を構築しています。今後とも弊社は、そのような体制を確実なものとするため、不断の努力を続ける所存です。